上白根病院は1987年に横浜市旭区に開設し、地域の急性期医療を担っています。
「何かあったら上白根病院」と地域の皆さまに頼られ、信頼される病院であるために24時間365日救急対応も行っています。
看護部では、「頼れる病院・誇れる病院」であるために、職員ひとり一人が「思いやりの心」をもって、個々のQOLを尊重しながら回復過程を支援します。
「クリティカルケア」「高齢者ケア」「地域連携」は当院に求められる役割であり、それぞれの核となるのは看護職であると考えます。そのためにも看護実践の4つの力(ニーズをとらえる力、ケアする力、意思決定を支える力、協働力)を最大限に発揮できるよう、クリニカルラダーも活用しながら人材育成に努めています。
「頼れる病院」になるためには、確かな知識・技術に加えて多様化・複雑化したニーズに柔軟に対応できるスキルを持つこと、「誇れる病院」になるためには職員ひとり一人がはつらつと働くこと、そして組織としてその環境を整えることだと考えます。
当院は150床とコンパクトな急性期病院ですが、職員全員が地域医療を支えるという使命感を持っており救急医療にも積極的に取り組んでいます。また、関連施設を有していることや近隣の総合病院や大学病院等の連携が充実していることは当院の強みであると思っています。
新型コロナウイルスとの共存社会の中、「私たちにできることは何か」を常に考え対応してきました。困難なことも経験しましたが、新たな発想も生まれています。
当法人のスローガンである「全員、全心、全力。」をもって地域医療に貢献し、患者さんに安心して心地よく過ごしていただけるような環境を提供できるよう努めてまいります。
医療法人社団恵生会 上白根病院
看護部長 認定看護管理者 本谷 菜穂子